【長編】Milk Tea



ホントにもう高校生じゃないんだなぁ。



何てしみじみ思ってしまう。



「近いから会いたい時会えるよね?」



すると尚は顔を背けながら口を開いた。



「あのさ……毎日会えるっていういい考えがあるんだけど」



「え?」



毎日会える??



そんな案があるの!!?



「何?」



するとあたしを真剣な表情で見下ろした尚は強い言葉で言った。



「同居……しねぇ?」



「え……?」



同居……同居。



同居っていうのは、あの一緒に住むってやつですか!?



「どう?」



少し心配そうな顔であたしを見下ろす尚にあたしは泣きながら頷いた。



「うんっ……する、するぅ」




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