執事様はご主人様
わかっている……
お父さんにきちんと認められたかった
凌の気持ちも………
でも…もう遅いの……
私は累さんが…大好きだから……
「…もう怒ってはいません。
ですから、もうお帰りください。」
「待ってくれ!俺は…俺は……」
「凌…。私は今、好きな人がいます。
凌への気持ちも忘れてしまうくらいの。
だから………私のことは忘れてください…」
凌の目が見開くのがわかった。
次第に悲しい表情になっていくのがわかる。
「…そうか…本当に遅かったんだね……
わかったよ…俺は帰るよ。」
私はほっとしてに肩をおろす。