一期二会 ~いつかのX'mas~


一人ボーっとしていると紀野先生がやってきた。



「あっ、先生」



「何してんだ~」



「ん?ボーっとしてるだけ」



「ははっ、なら早く帰ればいいだろ?」



決して自分の事は話さない。



私は紀野先生を信用しているように装ってるだけ。



親に余計な事言われたくないから。



「なぁ、戸部。俺の事信用してる?」



「えっ…」








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