夢物語

ﾔﾊﾞｲ･････手が震えそう････

ｻﾗｯ
ﾄﾞｷﾝｯ

「松井の髪めちゃﾃﾝﾊﾟやん」
ﾃﾝﾊﾟのせいか少しｺﾞﾜｺﾞﾜしている。
「ｺﾞﾜｺﾞﾜだらぁ〜？」
「うん。ちょっと･･･ね？
････できた････ﾌﾟｯ
あはは――☆松井似合うよかわいいかわいい」

ホント･････かわいい
松井の髪初めて触った･････
ﾃﾝﾊﾟのせいかちょっとｺﾞﾜｺﾞﾜしていて････
どうしよう･････好きって気持ちが溢れそうになる････
松井が愛しくてはたまらないよ―･･･

ねぇ？今のうちの心臓の音、きっとすごくはやいよ？
だって大好きな松井に触れてるんだもん････

ねぇ？今，松井はどう想ってるの？

うちと同じようにﾄﾞｷﾄﾞｷしてる？



･･････ねぇ･･･うちの瞳には松井しかうつってないよ？
松井の瞳にうつってるのは誰？
もしかして･･････うちがうつってるって････思ってもいいの――･････？

「あ、荷物片付けなくちゃ」

もっとしゃべっていたいｹﾄﾞ････
しょうがないかぁ････