キミは聞こえる
「なら、おまえはあいつのすべてを理解してやれんのかよ」

 設楽の口許が大きく歪んだ。
 寒気がした。

 その不快な口から紡がれた言葉を聞いた次の瞬間、全身が総毛立った。


「俺と代谷さんは同類だから―――」


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