空を見上げる

キレイな夜空とキミと私



ついた…


「疲れたぁ…」


あっ!あそこ…


そこには空くんみたいな男の人が立っていた。


もしかして…空くん?


「空くん!」


その人はゆっくり振り返った。


「美奈…?」


「空くんだよね?!」


そう言って私は空くんのところに走りだした。


「昨日ぶりだね空くん!」


「うん!どうしたの?そんなに息切らして…しかも泣いてる?」


不思議そうに私を見つめる空くん。


「いや…息を切らしてるのはジョギングしてたからで、泣いてるのは…あくびしたから涙がでたんだよ!」


「そっかぁ。そうは見えないけどまぁいいや…」


「空くんうるさい♪あっ!そういえばケータイもってる?」


「え?あっ…うん。持ってるけど…?」


「じゃあ番号とアドレス交換しよ!」


「いいけど…」


「じゃあ私の教えるから、空くん私にメール送って!」


そう言って私は空くんのケータイに赤外線で私のアドレスなどを送った。


「今登録して、これからメールするな♪」


「じゃあまってる!」


「送信!」


空くんがそう言った数秒後に私のケータイが鳴った。


そして空くんのアドレスとケー番を登録した。


「ありがとねっ♪じゃあこれからは気軽にメールとか電話してね♪じゃあバイバイ!」


「おう!じゃあな♪」


なんか私、嵐みたいだな(笑)


そんなことを思いながら家に帰った。
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