空を見上げる

初カレ☆



私はいつもより早めに羽月との待ち合わせ場所に行った。


しばらく待ってたら羽月は小走りで来た。


「美奈ごめんね!寝坊だぁ(汗)」


「羽月!時間ぴったり!私が早く来ただけだよ(笑)」


「なんだぁ…ってか私、時間ぴったりとか天才じゃん?!」


「天才ではないよーん(笑)」


「酷くない?ってか今日美奈機嫌いいね!」


「あっ!そうだよ!あのね、昨日は八つ当たりしちゃってごめんね!結局あの後河原に行ったんだ!」


「まじで?えっ…関口くんだっけ?はいたの?」


「いたよ!それで、アドレスとか交換してね、昨日の夜メールしてみたの!」


「…そしたら?」


「しばらくメールしてたら私ね…告られたの♪それで、空くんと付き合うことになったから!」


「よかったじゃん!やっと素直になったんだね!」


「うん!だからね…あっ!」


ケータイが鳴った。


これは…空くん専用の着メロだぁ!
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