あいらぶゆー2
『愛斗って…こうやって、色んなオンナを愛車に乗せちゃうんだぁ』


『ははっ、何言ってんの?』


『この助手席でぇ~、オンナの人…抱いたの?』


『はあ!?』


まさか亜沙美からそんな質問されると思ってなかったオレは、危うく赤信号で交差点に突っ込みそうになる。


キィーッ!!


慌てて急ブレーキを踏んだ。


『悪いっ…、亜沙美大丈夫か?』


ガクンと揺れる身体。亜沙美の肩に手をやると、微妙な表情でオレを見ていた。

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