あいらぶゆー2
耳元で囁かれ、罪悪感どころか愛斗の腕の中にいる陶酔で、トロンとしてくる。


「後悔なんて…しないよ」


「…綺麗だ」


「…え?」


「亜沙美は…綺麗だな」


愛斗はそう言うと、私の体を抱きしめて、耳にふうっと息を吐き出す。


あぁ…


体が痺れる。


私…もう、愛斗に抱かれる準備できてるから。


ずっと…ずっと前から。


こうなる時を、待ってた。



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