僕と君の大好き!!
「あんな、謝りたかってん。」
鈴奈が言う意味が、理解できひん。
「なんで?なんで謝るん?」
鈴奈は歩き始めた。
あたしも鈴奈の横について歩く。
鈴奈の長い足に、ついていかれへんから、早足で歩く。
「睨んでごめんな。怒鳴ってごめんな。触んなとかゆーてごめん。」
鈴奈はあたしに歩幅を合わしてくれて、謝った。
ポロポロ涙がでた。
「った・・・。鈴奈と仲直り出来て、良かったあああッ!!」
子供みたいに泣いた。