その男☆ナルシストにつき!!
ホドケてしまいそうな気持ち

いるなんて確信ないのに。


怒りの勢いだけでマンションに来てしまった。


ピンポ~ン


インターホンを押す。


「伊吹?」


声で驚いてるのが分かった。


「ちょっと、話があるんだけど。」


こっちは怒り全開。


すぐにオートロックが開いて。


玄関の鍵まで開いてた。


ズカズカとリビングに入っていった。


「七瀬!!!なにやってんのよ!!!」


大きな声が部屋の中に響いた。


「何だよ?急に…。」


そりゃ、ビックリするでしょ。


いきなり怒鳴られたら。


「七瀬、男としても人としても最低だよ!!」


あたしの怒りは止まらないんだから。

< 230 / 310 >

この作品をシェア

pagetop