その男☆ナルシストにつき!!
「何でも聞いてくれるんでしょ?」


「みたいですけど。」


「だったら、認めてもらっちゃえばいいのよ。」


ボソッと耳元でつぶやいた。


「それとコレとは別でしょ?!」


眉間にシワを寄せた。


「あら、制限なんかないんだから。いいチャンスよ!!」


ポンポンって肩を叩いた。


「そうですけど…。」


使えるかな?


「やってみなきゃ、分かんないでしょ?!」


「はぁ…。」


としか、答えられないじゃん。


「じゃあ、ここだけの話で聞かせて?」


「何がですか?」


急にどうしちゃったの。


「宮元の答えは?」


言わなきゃいけないわけ?!


「どうして、藤原さんに答えなきゃいけないんですか?」


「当たり前じゃない。答え次第では、フォロー考えておかないと。」


そういうことか。


仕事熱心って言うのかな?


「まだ、なんとも言えません…けど。」


「けどなに?」


突っ込まないでよ。

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