イチゴ・ミルク

龍；でも俺の隣じゃん！！
龍&亮；イェーイ！！
一応離れて嬉しかった（ﾎｯ）
だけど…
そう思った時はその時だけだった
亮が隣の女の子に話し掛けてる…胸が痛んだ…
なんなんだろう…この気持ち…
その時は先生の話しなんて、聞いていられない…亮のことで頭がいっぱいだっ…
何この気持ち…あたしどうしたんだろう…？
たまぁ〜に亮と目が合う
亮は気付くと笑ってくれる…
あたしは、すぐ目をそらしちゃうんだけどね…
この気持ち…龍に相談してみよーっと！

休み時間
雅；あのさ…龍…
龍；雅？どうした？
雅；あのね……最近ね…亮がね…他の女の子と喋ってると……胸がｽﾞｷｽﾞｷするの…
龍；そうか…
龍は何だかショックを受けている感じだった
龍；雅 今日放課後屋上来て…伝えたいこと…あるから…
雅；分かったよ龍！
この気持ちなんだろう……？



放課後私は屋上にかけ上がった
ｶﾞﾁｬ
雅；龍？

龍はフェンスにもたれ掛かっていた
龍はこっちに気付いたようだ…
龍がこっちに近寄ってきた
雅；話しって何？
龍；雅…俺……昔から雅のことが好きだったんだ……
雅；えっ……
龍；だからさ……付き合ってくれない？！
雅；えっ……あ、あたしどのように答えたらいいのかな……？恋したこともないし…告白されるのも初めてだし…だからちょっと待ってくれる？
龍；えっ……あ…い、いいよ
雅；ご、ごめんね
雅はこの場からすぐ逃げたくて走った
どうしたらいいの…
亮；みーやび♪一緒に帰ろうぜ！
雅；うん……
亮；（どうしたんだろう……いつもの雅じゃない…それに元気がなさそうだし…）ちょっとゲーセンに寄っていかない？
雅；う、うん……いいよ
亮；（やっぱり元気ないな…）
５分も経たないうちにゲーセンに着いた
一番最初に喋り始めたのは雅だった…
雅；ねぇ…亮
亮；何？雅（なんだろう…？）
雅；亮は…誰か…人を…好きになったことって…ある…？
こんなことを聞くなんて…正直怖い…
亮；あるよっ
ｽﾞｷｯ
まただ…胸が痛む…
亮；雅は無いの？
雅；う、うん…まだそーゆうのわかんなくて…
亮；そっか そーいうときは胸がﾄﾞｷﾄﾞｷしたり、ｽﾞｷｽﾞｷするときがあるでしょ？
雅；う、うん…