聖男子マリア様!? 聖なる騎士と天の歌姫

交換留学生その真実


校長室を後にして、ミカ様とともにオレは保健室に向かった。

相変わらず、保健室の前にはノートが山になっている。

このノート、どうも生徒とか他の学校の女子とか、近くのおばちゃんとか、どこかの外国の人とか。
とにかく保健医さんとお話したい人との交換ノートらしいんだが。
一体、何冊あるのか数えるのも不可能なそのお山。

これに全部お返事を書いているらしいあの方の、一日の仕事ってのをオレは見てみたい。


そんな入口前のノートの山を崩さないように、オレたちは静かに部屋に入った。



「よぉ、どうやった?」


部屋には見慣れた顔がペットボトル片手に保健室のベッドに腰をおろし、ニカニカ白い歯見せて笑っている。

白いTシャツにジーンズのハーパンからのぞく小麦色の肌に、こざっぱりした短い髪。
筋の通った鼻はあのお二方には遠く及ぶにしても、普通の高校男子では結構イイ線だと思う。

そんな悪友がオレを見て、そう言った。
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