聖男子マリア様!? 聖なる騎士と天の歌姫

きょろきょろあたりを見回すオレにワコちゃんの痛い一言が飛んでくる。


「そんなにミカ君が怖いの!?」

「い、いえ、そんなことはっ!!」


と答えはしたものの。
天使様、鬼怖いっすよ。

三途の河の岸辺とか平気でオレ、送りこまれますからね。


「一度生徒会室に寄るからさあ、付いて来て!」



なんだろう?
ワコちゃん、オレのこと。
少なからず頼りにはしてくれてるのかなぁ?

いや、それは嬉しい限りです。

オレ、誰かに頼られることってあんまりなかったかなぁと思いだす。

つーか、基本的に天使様頼りにしまくってるし。

あー。
ヘタレなオレが痛いわ。


そんなオレにワコちゃんはこんなことを言う。


「あなたが本当の百瀬の生徒ならいいのに。10月になったら帰っちゃうんでしょ?」


おおーっっっ!!

嬉しいことをー!!


うん。
まぢで嬉しいよ~!!


あ。
ダメだ、オレ。
こんなことで喜んだらあかん!!

オレはここに悪魔を退治しに来たんだ!!


でも、なんか青春だ―!!
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