宝石の封印
まるでそれは
結晶のように美しい
光の反射で虹色に輝く
剣が姿をあらわした






「水晶………
ますます手に入れたい」




ルファーはにやりと笑う






そんなルファーを
悲しい瞳で見つめる
アディ






ルファー様は水晶が手に
入ればあたしの
事なんて………






アディは水晶を
憎らしいとさえ思う
< 110 / 447 >

この作品をシェア

pagetop