王子様はイジワル転校生!

もしもし、工藤君?

『お前の応援よく聞こえてたぞ。飴サンキューな。』



結局あの日は、もらってた物と同じかは解らないけど、レモン味のアメを朱里に渡して、と頼んで学校を後にした。


その日の夜、工藤君から届いたメールを見てから、自分が返信したメールを開く…。



『どういたしまして!今日はゆっくり休んでね!』



……コレを送るのに結構、悩んだっけ…。


でも、工藤君もう大丈夫だよね…。




………今、掛けても大丈夫かな…。



時刻は20時…。
携帯を閉じて、ベッドに横になり、はぁ…と一息吐いた…。


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