王子様はイジワル転校生!
すると工藤君はまたニヤッと笑い



「本当か?なんかボソボソ寝言言ってたぞ」


それに・とチラっと私の口元を見て、口元を指差し



「よだれ」



えっ!?慌てて口元を押さえると、工藤君ニヤリ。
それに手によだれが付いた感覚もないっ!!



ぐぬぅぅ……また冗談だよっ!!


私は立ち上がり、起こしてくれてありがとう!!!・とムカムカ、ドキドキしながらも言い、朱里の席へ行こうとしたら



「おい、昼食わねぇのか」


「………食います…」


自分の席へ戻り、カバンからお弁当を取り出すと、工藤君は口元をモゴモゴさせながら立ち上がり


「お前って本当………ぶっ!」



スタスタ行ってしまった。
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