刹那よりも限り無く


「…髪型。かえたのか」

タカシが
私の耳元で聞く


吐息が頬に触れる


「…うん」


頬がカァーっと熱くなる


「似合ってる
女って髪型だけで変わるもんなんだな」



私はどぎまぎしていて
うまく話せなかった



見え透いた嘘を


タカシが
帰ってきたと


信じたい気持ちが
かき消してた



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