恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「何の話?」
「おばさん。あのね、恋の話!」
「あら、聖佳。佐倉君の事好きなの?」
「う、うん」
「そうなんだ」







それから、恋話が大好きな二人は恋バナに花を咲かせていた。本人をスルーして……(笑)






「……星弥。窓開けて」
「うん」
「ありがとう」





開けた窓から桜の花びらがひらひらと入ってくる。それを一枚一枚拾っていく。




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