恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
一方、星弥のクラスでは少ししてから唯が来て、それから聖佳のクラスに来ていた。









「ごめん、聖佳。間違えて聖佳の辞書持ってきちゃた」
「やっぱり」
「松瀬。はい、忘れ物」
「ごめんね。そうだよ、祐希君に渡してたんだ」
「全く。そこまで似なくてもいいと思うけどな……。あれ、磯垣?」
「やっぱり、佐倉先輩」
「瀬川」
「……」
「おーい、瀬川」
「……」
「星弥!」





あまりに反応がなかった為、星弥の頭を叩いた。





「いったー。何?」
「瀬川。磯垣」
「あ、どうも」



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