恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
それを観ていた祐希は聖佳とやることになった。
久しぶりの試合、ワクワクしていた。




「which?」
「ラフ」


祐希がラケットを回した。



「当たり。はい」


祐希がボールを渡した。

(すっ、ぱしっ)


サーブをし、相手のコートの中に入れ、それを祐希が打ち返す。






しばらくして、ここの会員で隣の学校に通っている鮎川裕太がやって来た。

そして、ポイントを見ると



「サーバー松瀬、レシーバー佐倉3対4。レシーバーマッチポイント」


サーブはネットに当たった。

「フォルト」
「しまった」
「セカンドサーブ」


(すっ、ぱしっ)
ボールは相手のコートに入りしばらく打った後に祐希が外した。


「ゲームポイントWINNER松瀬」


「ありがとうございました」
「ありがとうございました」



握手をしながらお互いに言いあった。



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