恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「星弥ー」




駅で待ち合わせて、桃楽園を目指す。





「遅い!」
「ごめん」
「なんてね。今日は許してあげる」
「サンキュー」




少なくとも1年間は一緒に旅行したりするチャンスが少ないんだ。
電車に乗って桃楽園を目指す。乗り換え3回。1時間半弱の道のり。
その間、変わっていく景色を見ていた。







「まだ家が結構あるね」
「うん。もう少ししたら少なくなるかもな」


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