恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─

夢へ

あれから3年の年月が過ぎた。裕太は、海外にいる時間の方が多いものの、時々帰ってきている。




そして今日は教義大の卒業式。








「おめでとう祐希君。星弥」
「「ありがとう。聖佳」」











星弥は私立南川大学付属幼稚園に採用が決まり、祐希は私立南川大学付属小学校に採用が決まった。







そう。高校時代からの夢が叶ったのだ。






「聖佳も南川大付小受けるの?」
「うん。そのつもり」
「頑張れよ」
「ありがとう。祐希くん」


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