恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「おぎゃあ、おぎゃあ」



ある年、12月24日、25日と日を挟んで生まれた双子の姉妹がいた。





姉は星弥、妹は聖佳と名付けられた。



とても幸せな生活を送っていたが、2歳になったころ両親が離婚。
姉は父親のところに、妹は母親のところに、と離れ離れになった。




母親は実家の近くに引っ越し、お互いに中学を卒業するまでは絶対に会わないと決めた。


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