恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
聖佳達のグループでは見学行くチームと行かないチームに分かれて話し合うことにした。



「質問したいのはこれだけでいい?」
「うん」
「ここって特別支援学級ってあったけ?」
「あー、あるね」
「特別支援学級も見学できるんだっけ?」
「一応、予定としてはできるらしいけど…担当の先生の状況によるらしいよ」
「やっぱり」
「まぁ、どっちにしろ僕達の写真は渡すらしいけど」


プリントを見て、同時に渡された写真を見る。


「本当に写真の下に名前書いたくらいで名前覚えてくれるのかな」
「一定期間とか言ってるけど一週間は児童と触れ合えるから覚えてくれるよ」
「ある程度決まった?」
「うん」
「今日はこれくらいにして帰りますか」
「「「賛成!」」」


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