恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─

特別支援学級 ―聖佳達―

コンコン。



「野木先生?」
「はい…」






野木先生はこの前同様、おもいっきり疲れていた。





「大丈夫ですか?」
「僕は大丈夫だけど隼人君が」
「ギャーン、うわーん」



また、自閉症の隼人君が教室で暴れていた。



「今日はどうしたんですか?」
「それが時間割変更があったのを忘れてて…」
「つまりその変更で暴れたと」
「ごめん。また手伝って」
「わかりました」



三人は多少呆れながらも片付けを手伝った。


< 94 / 284 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop