灰色の竜胆

「なるほどな。じゃあ、俺入るから…」


「待ってま〜す」


ベッドの上の女子高生に少しドキッとしてしまった。

相変わらず無愛想で滅多に俺の顔も見ようとしない。
でも、その誰も信用していないような顔つきにも
相応の理由があるといろいろ勘ぐってしまう。


それほどあの黒さは…濃度は異常で…


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