灰色の竜胆
あれこれと考えたけど、結局百聞は一見にしかずだ。
やれば…成功すれば問題ない。
「君を助ける。」
「……は?」
直球で言葉を紡いだ俺だったが、声の震えは隠せなかった。
その若干の震えは、緊張のせいだけじゃない。
彼女の抱える闇が…間近だとこんなにも冷たく…痛く…
「何言ってんの?
…どんなプレイ?」
半分嘲笑するように、半分引き気味に彼女は言った。
俺はそんな彼女を無視して、彼女の手の平を自分の掌で掴んだ。