天然姫様と秘密の王子様




携帯を見ると、着信5件


全部、柳城くんからだった。




…ヤバい、早くかけないとっ


近くにある小部屋に駆け込んだ




電話帳から[柳城くん]を探して、通話ボタンを押す






プルッ


プルルルッ




『はい』



携帯が近くにあったのか、2回コールで柳城くんは電話にでた





「あっ、柳城くん!?ごめんね、お風呂入ってた!」



『早くね?』



「だって疲れてたし…」





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