天然姫様と秘密の王子様




巧side


やばい…

可愛すぎる…



涙目で俺を見る遥早を見たら、止まんなかった



止めろって言う方が無理だ





遥早は逃げていった



…俺も、戻ろう


そう思って、その場に立った。






爽汰とケンカしたのは遥早と会うから。


なんかまだ諦めてねーし

あんな必死な顔、初めてみたなー



思い出し笑いをしながら、足を進めた――⋯





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