Once In a Lifetime Chance
dream
「おいっ!おいバカっ!起きろ!」
騒がしいなあ・・・。せっかくの休日を朝から
つぶす気か!この兄貴は・・・!
「おい!まぢ殺すぞ!」
はあ?はあ?はあ?意味不明
こっちのセリフだっつーの
「はぁぁぁぅ。ん?亮太?うるさいんだけど」
「もうとにかく来い!バカ。」
なんで朝からこんなに怒られないといけないの?
そんなこと思いながら高校1年生だとは思えないほどの
寝ぐせと起きたての顔をしながらリビングへ
呼び出された。
そこには身長が高くって長い髪の毛をした
女の人がいた。
「へっ?愛華・・・」
亮太はリビングにこの人がいるの知らなかったみたい・・・
この人どこ見て歩いてんだろ?
「亮君!あのね玄関で待ってたら・・・」
お母さんが口を開いた
「まだ寒いでしょ?だから家の中に・・・あっ」