【完結】destiny~運命の恋~
「……もう良いですから……」





俺は下を向いた





「私ね……」


小百合さんはゆっくり話し始めた





「…………」





俺は顔を上げて小百合さんを見た





「私ね……どうしても……彼のことが忘れられないの……」


小百合さんは涙を拭い、そう言うと黙り込んだ






< 152 / 164 >

この作品をシェア

pagetop