メイド in LOVE



「…レオン様はたくさんの方と
お会いになるので
私のことなど
もぅ忘れてしまっていると
思っていました。」


「それは失礼だな。
俺は気に入った人間は
決して忘れないぞ…?」


真顔になったレオンが
スクッと立ち上がると
私の方に向かって
ツカツカと歩いてくる。


その雰囲気は
ピリピリとしていて…
レオンの真顔は
美形なだけに
変な迫力がある。


…もしかして
怒らせてしまった?


ど、どうしよう…
とりあえず謝らなくちゃ!


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