メイド in LOVE


突然のカイルさんの登場に
ピキーンと固まる私。

レオンも気付いているはずなのに
全く離れようとしない。


「レオン様こちらの……っ!」


「どうしたカイル?」


「…お邪魔でしたか?」


「そうだな…
だが、仕事のことだろ?
ここに座れ。
…リザはお茶を淹れてきてくれ。
そこの部屋にキッチンがあるから
ダージリンで頼む。」


「あ、は、はい!分かりました。」


やっと離してくれたので
急いで立ち上がり隣の部屋に行く。


何故か顔が熱くて
心臓がドキドキと速くて
キッチンに入ると
私は座り込んでしまった。

「はぁー…ドキドキした//」

頬に手を添えると
やっぱり熱かった。


< 66 / 93 >

この作品をシェア

pagetop