恋した相手はライバル!?
私は左手の薬指に
指輪を嵌めた。

私はこのまま嵌めて
待っているよ。

帰って来ないと本当に
違う人のところに行くよ。

部屋に、
聡史さんが入ってきた。

「香織ちゃん。
龍矢は確かにアメリカに
行ってしまった。

けど必ず香織ちゃんの
元に帰ってくる。」

私は聡史さんに抱きついた。

「絶対に帰ってくるよね。
私そうでないと・・。」

「大丈夫だよ。」

聡史さんは私を、
力強く抱きしめて、
私はそのまま泣いてしまった。

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