恋した相手はライバル!?
「アイコ・ホンダ

 ケイコ・スズキ

 リュウヤ・カタオカ
     ・
     ・
     ・
          」

私は膝から崩れ落ちて、
しまった。

「嘘でしょう?」

「おばあちゃん。」

「何かの間違いよ。
だって聞いていた?」

私は首を横に振った。
同姓同名だと信じた。

その時電話が鳴った。

「もしもし?」

「ああ。レミさん」

「嘘でしょう!!」

おばあちゃんの声で
私は目から涙が出てきた。

おばあちゃんが電話を
切って、
私の元にやって来た。

「龍矢君。
香織に黙って帰ってくる
事になっていたみたい。」

「おばあちゃん。」

「まだ分からないわよ。」

私はおばあちゃんに、
抱きついて泣いた。
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