プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
「あ、そうだ。みんな名前で呼んでるから、そうして」
「あ、はい」







しばらく話していると、
「一樹ー。万里が呼んでるよ」
「まじかよ…。今行く」



音菜達にプリントを配り、一樹は出ていってしまった。



「入部届け…。書こう、音菜」



静かな部室。音菜達が書く音だけが聞こえる。






「書けたー?」





しばらくして一樹が戻ってきた。




「はい」
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