super moderu!!!
moderu lesson1

銀縁アラレちゃん眼鏡

ぼさぼさ頭

そしてやたらとデカい身長

唯一のとりえはお嬢様のような名前だけ・・・




ピピピピ・・・ピピピピ・・・

「・・・うるさあああああい!!!」

手で目覚まし時計のありかをさぐる

ピピピピピピピピピピピピ

音がどんどん大きくなっていく

バンッ!

やっとの事で目覚まし時計を止め時計を見る

「ははは・・・8時半!?」

嘘でしょ!?

「遅刻だあああああ!!!」

急いで制服を着替える

・・・事が今の私には出来ない

「早く帰ってきてよ・・・相棒!」

相棒=私の眼鏡

3日前どこからか飛んできたサッカーボールが顔面直撃

もちろん眼鏡はぐちゃぐちゃ

視力がとんでもなく悪い私は相棒がいないと何もできない

でもお母さんが買ってきたコンタクトレンズをつけるぐらいならいっそ見えなくてもいい

という事で今に至る訳で・・・

「何で起こしてくれなっかたの!?」

食パンを口に詰め込みながらお母さんにせまる

「何回起こしたと思ってんの!」

言い返せない私は家を飛び出す

「行ってきまあす!」

「桜!お弁当!」

「いらない!」

「きゃあああッ!!!」

・・・案の定眼鏡のない私は勢い余って転んでしまった

「痛ったあい!!!」

それでもまた立ち上がり走るとこんどはなにかにぶつかってしまった

「おはよう!お嬢さん今日もまた遅刻?」

・・・よく見えない

誰!?

やっとの事でピントを合わせる

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