戦場のガールズライフ ~ブライダル編~
けれど、この後二次会を控えていらっしゃいますお二人。なんとかしてオンタイムでお開きまで持っていかなくては…

と、私がちらりと時計を確認しておりますと、山本さんがものすごいこの上ないほどの笑顔で私の名前を呼びました。

…あら? 何やら嫌な予感が致しますよ。

こういう時だけは私、当たってしまうんですから。嫌になります。

山本さんはスーツの内側ポケットから何かを取り出し、私に差し出しました。

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