戦場のガールズライフ ~ブライダル編~
手紙を読みながら、私は声が震えてしまうことをただひたすらに我慢していました。

それでも、お母様の気持ちを追う私の両目に浮かぶ涙をこらえることは敵わず、はらはらと落ちてしまうのでした。

今ここで啜り上げれば、その声はマイクを通じて会場内にすぐさま伝わってしまいます。

しゃくり上げれば、私が泣いていることが誰しもに伝わってしまいます。

それでは、お母様の想いを無駄にしてしまいます。


私はプロですから…!


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