戦場のガールズライフ ~ブライダル編~
せつないのは、ようやく心を開いてくださった夜子さんとも、ここでお別れということです。

私は式場に常に待機しているわけではありません。

ここに新郎新婦様が足を運ばれたとして、私は必ずお会いできるわけではないのです。

そう、まさに、この二時間半の為の出会い。

私とお客様は今日という時間の為に出会うのですから。

その繰り返しなのです。

ですから、私の仕事はいつもこの言葉で終わります。
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