戦場のガールズライフ ～ブライダル編～

最後に…

ここまでお付き合いくださり、まことにありがとうございました。

いかがでしたでしょうか？

よく友人に、「どうして結婚式の司会者をやろうと思ったの？」と聞かれますが、いつも私はうまく答えることができません。

ただ、「やりたい」。
そう思ったからです。

一番最初、友人に
「結婚式の司会を仕事としてやろうと思うんだけど」と話した時、
「やめときなよ。キツイ仕事だよ。何でわざわざあんな仕事するの？」
と言われたことを今でも思い出します。

私はその時、
「どうして今、目の前の新しいドアを開けようとしている私にそんなことを言うんだろう」
と思いました。そして同時に、
「ああ、もうこの子には仕事を始めてからでないとこの話はできないな」
そう思いました。

少しでも弱音を吐いてしまえば、「だから言ったのに」そう言われてしまいそうだったからです。