俺が彼女を好きな理由 ~嘘つきな俺~【短】
「加…奈?」
何言ってるんだよ…。
「…そしたら、私、翔ちゃんの事諦めるから…」
加奈の声は、微かに震えていた。
「翔ちゃん…、私ね、ずっとずーっと、翔ちゃんが好きだった。
翔ちゃんに彼女が出来ても、私を幼なじみとしか見てないって解ってても、諦めたくなかった。
いつか、私を好きになってくれるんじゃないかって期待してた。
…幼なじみの関係なんて嫌だった。
ずっと幼なじみの壁を壊したかったの…」
加奈は、
今まで我慢していた想いを、俺にぶつけてきた。