俺が彼女を好きな理由 ~嘘つきな俺~【短】
「ちょっと…翔ちゃん…!?わ、私心臓もたない!離して…!」
加奈が真っ赤になってる顔が容易に想像できた。
「…こんなんで心臓もたないんなら、キスなんて出来ねーだろ?」
俺はひとつ深呼吸した。
「本当の事言うからな…」
加奈は体を強張らせて、頷いた。
「…お前はいつも、俺達兄弟と一緒だったよな。加奈が側にいるのが当たり前だった…。
加奈が笑ってる顔を見るのが好きだった。
ずっと守ってやりたいと思ってたし、守っていけると信じてた…」