秘密な契約と掟破りな愛

普段近くでまじまじと見る事ないからな。もし、お前が起きてたら、怒られんだろな。ジロジロ見るなって。



お前は本当変わった女だからな。お前みたいな女に出会う事は、もうないだろうな…。





朱里の髪に触れた時、眠りについたまま朱里が俺の手をギュッと握り締める。



手入れされた爪や細長い指先までも、全部が愛おしい。朱里そのものなんだな。



< 345 / 502 >

この作品をシェア

pagetop