素直な気持ちを...
「俺のことスキ?」
「…スキ、みたいです//」




あたしは彼方くんの肩に顔を埋めた。




「じゃ言ってみ?」





あたしはわかった。
彼方くんがほしがってる言葉がなんなのか。





「……今日もス…」




あたしは“スキ”とは言えなかった。






そっと離れた彼方くんの顔は…
少し照れてて、真っ赤だった。





「俺から離れないで」
「…うん」




もう一度抱きしめ合った。





「今日もスキだよ、彼方」





自然にそう言ってしまった。




でも…これが
あたしの素直な気持ちです。




☆今日もスキ☆



fin
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