この手で紡ぐ神の欠片



「気をつけて」

何に気をつけてと言ったのか、
この時の私は
彼の言葉の真意を知らない。

だから取り敢えず

「うん」

と頷いて、

「素直で可愛い」

そう言う彼の眼鏡を
強引に奪って割ろうとした。



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