素顔の先輩と甘い休息

「翠央は誰に紙を入れたの?」


ツンツンと智依に脇腹の辺りをつつかれる。


「私は…誰にも入れてないよ…。」


「えぇっ!誰でもいいから入れてみれば良かったのに…!もしかしたら、当たったかもしれないよ?そしたら、その出会いから恋に発展するかもしれないじゃん!」


智依ったら、ポジティブだなぁ……。


結局、私は去年も今年も紙は使ってないんだよね…。


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