素顔の先輩と甘い休息

恋する時間


「自由時間だし、有効に使わせてもらおうかな。」


先輩は、ふと部屋の時計を見上げる。


あっ!そういえば、文化祭の自由時間の最中だったんだっけ…。


すっかり忘れてた…。


「みんなも今頃、自由時間を楽しんでいるかもしれないですね…。」


私も、こうして先輩の傍にいるだけで…嬉しいし…。

笑顔になりながら時計を見ようとした私を先輩は、またもお姫様抱っこをする。

「えっ!?ど…どうしてですか!?」


パニックになる私を先輩はニッと笑う。

そのまま運ばれたのは部屋の窓際に置かれているベッドの上…。



< 460 / 480 >

この作品をシェア

pagetop